【第一部:コンサート−16:00〜18:00】
■ 出 演 ■
Fl.上坂 学
Fl.上野 賢治
Pf.岸尾 真紗子
■ 演奏曲目 ■
●クーラウ:2Flのための3つの華やかな重奏曲集より、第3番 イ長調 Op.102-3(2Fl)
●テレマン:12のファンタジーより、第3番h-moll(上坂、Fl無伴奏ソロ)
●クーラウ:2Flのための3つの独奏的大二重奏曲集より、第3番 ニ長調 Op.87-3(2Fl)
・・・・・・・・・・休 憩・・・・・・・・・・
●テュルー:イギリスの想い出(2Fl,Pf)
●C.P.E.バッハ:トリオ E-dur(2Fl,Pf)
●ドップラー:アンダンテとロンド(2Fl,Pf)
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【第二部:フルートQ&A−18:30〜20:00】
<< フルートは楽に吹けるもの >>
練習は頑張っているのに思うように上達しない、調子の良いときと悪いときがある、、、誰でも持つ悩みです。しかし、解決法があるのです。ちょっとした注意、間違った常識にとらわれない奏法、極めて具体的な奏法解明、それらを皆さんに提示し一緒に考えていきます。
どうぞご参加ください。実際にどうしなければならないのか、今悩んでいる問題点の解決法は何か、解き明かしていきましょう。キャリアや使用楽器のメーカーは問いません。始めたての方も是非ご参加下さい。
取り上げる主な内容は以下の通りです。
● 驚くくらい楽に音が出せて、おまけに音程も良くなる当て方とアンブシュア Ver.II
良い音が出るかでないか、音作りに関する不安を無くすにはどうしたらいいのか?
音が自由になれば安心、不安を無くせば本番で上がることを最小限にとどめられます。
<< 間違った常識を覆せ! >>
日々多忙な生活の中での趣味、効率よく楽しむためにクライスでのキーワード、「苦労に見合った効果が期待できる練習方法を」を取り上げます。それには正しい知識が必要です。人間は考えることが最も億劫に感じますが、ちょっとの努力で膨大な練習時間に匹敵する効果を上げようではありませんか。
知識を確実にし、だからこそ楽しめる音楽の奥底、そのための上坂考案の音づくり(下記画像)テキストを参加者の皆さんには当日配布いたします。ソノリテの印刷されていない陰の真意を解き明かしましょう。
● 速攻!最短ウォーミングアップ法 Ver.II
<< 重要な全てを網羅する練習方法とは >>
調子の良いときの状態をそのまま本番で出せれば大成功、、、でも、必ずしもそうはいかない。その悩みを解決してきます。いくら良いテキスト通りに練習したとしても、正しい注意の仕方、正しい練習方法に注意しなければ、良い結果が得られたとしてもそれはまぐれになってしまいます。正しい練習方法ならば、いつでもどこでもよりよい結果が生まれます。
緊張の原因は、実は無意識の自信の無さから来る物がほとんどです。出来る出来ないの理由がちゃんと意識できていれば不要な緊張を最小限にとどめることが出来ます。教材は、タッファネル=ゴーベールのEJ.1です。
タンギングはあくまでオマケ、タンギング無しで美しく立ち上がりの良い音を出す奏法、キーワードは美しい音の切り口は、息を吸って音を切る、です。
<頂戴したご質問(要約)>
<音作り・基礎練習>
- 日によって調子が悪いと感じるときが多くのフルート奏者にあると思います。調子が悪いと感じたとき、どのようにベストな状態に持っていくか先生の経験からご教示くだされば幸いです。調子が悪い原因がわかればいいのですが、多くの調子の悪い時は「なぜだかわからないけど今日は音が出ない」というような状態になります。
- 毎日の音作り・基礎練習が大切だと思うのですが、どんなことに注意して練習すればよいのでしょうか。
- 低音域は難しいです(特に、D,Des,C)。豊かでよい響きの低音域を出すには、どんなことに注意して音を出すようにしたらよいのでしょうか。
- 高音域はとても苦手です。いい音を出せないので、つい練習を避けてしまうところがあると思います。よい練習メニューはないでしょうか。
- 会社員をしておりますとなかなか基礎練習等の時間が取れません。虫の良い話ですが、短時間で効果のある良いトレーニング手法などあればご伝授願えれば幸いです。
<ウォーミングアップ>
- 練習時間をとれないので、最近はすぐに楽器を組み立て「ソノリテ」を少しやったら、曲を練習しています。頭部管だけの音だしはすべきでしょうか。初心者の「ウォーミングアップ」のメニューあるいは心がけるべき大切なことは何でしょうか。
- 学生時代はロングトーンやソノリテ(もどき?)でウォームアップしてましたが、歳を重ねるうちに最近では吹き始めからいきなりエチュードなどでガシガシ吹いた方が比較的短時間でウォームアップできるように思えています。しかし反面これはあまり良い手法ではないのだろうとも思っています。効率的なウォームアップ手法などあればご伝授願えれば幸いです。
- 現在学生団体に所属しています。講義後すぐに合奏が始まるのですが、ウォーミングアップに、少なくとも30分はかけないと音が全く鳴らないので、アップが間に合っていません。そのため、曲合奏の前に行う全体基礎練習にも、十分にアップ出来ていないまま参加している状態です。何か効率のいうウォーミングの方法を教えてください。
<全般>
- 長い曲を吹くときどのように集中力を保つか。難しい部分だけを抜き出して部分的に練習するとできても、通して演奏するとやはりミスをしてしまう。
- 現代曲におけるリズムの取り方。どのようにリズムを取ったらよいのか吹いているうちに混乱してきます。
- バロック音楽における装飾のつけ方のコツ。特にリピートした時どのように変化させていくか、リピートしたほうがいい場合としなくてもいい場合について意見を下されば幸いです。
- 楽器店で楽器を試奏してみますが、なかなか楽器の違いがわかりません(先入観でなんとなく違うと感じるのかなと思うだけで自信がありません)。自分のようにまだ未熟な者でも楽器を比較できるポイント、初心者の楽器選びの要領は何でしょうか。
- 管体銀、リングキイ、H足部管の楽器を購入したいと思っています(現在は頭部管銀、カバードキイ、C足部管)。H足部管を選択するメリットをできるだけ詳しく教えてください。また、プロの方がC足部管とH足部管を使い分けるとしたら、どんな理由があるのでしょうか。
- 正しい音程を身に付けるためには正しい基準に合わせること、と思いカラオケCDに合わせて好きな曲を練習しています。でも、ゆっくりきちんとさらっていないせいか、結局細かいところはできていないようです。自分では目に見えて上達しているとはなかなか思えないのですが(納得のいくような自分のレパートリーを持てるまでになっていない)、上達には時間がかかるものと割り切って、上達をあせるべきではないのでしょうか。
- フラッタータンギングが出来ません。
中音域でごく短時間であれば何となく出来るときもあるのですが、低音域・高音域で数小節間の長音といったパターンには全く対処不能です。例えばG.SCHOCKERの「3 DANCES FOR 2 FLUTES」終楽章のCisフラッター等は一体どうやったら出来るようになるのか想像もつきません。フラッターのトレーニング法などご教授いただきたくお願いいたします。
- 高音域と低音域の跳躍がうまくできません。
特に高音から低音に降りるときが苦手です。モーツァルトFl協奏曲のD->D Fis->D A->D D->D A->D Fis->Dといった進行を綺麗に演奏するためにはどのようなことに気をつければ良いでしょうか?
- 演奏中どうしても体や指に力が入ってしまいます。脱力する為にはどのようなことに気をつければ良いでしょうか?
- 循環呼吸に関して有効性やトレーニング法などご教授いただきたくお願いいたします。
- 音痴で悩んでいます。安定して音程をとることができないので、曲を吹く際に音程を意識すると、それだけに意識がいってしまって、曲にならない上に、音も全く鳴りません。何か音痴の解決策はないでしょうか。
*過去2公演でのご質問を下記ページから参照できます。
同様なご質問も大歓迎です。
→「フルートを楽しもう! in 東京 Vol.6」告知のページ
→「フルートを楽しもう! in 大阪 Vol.6」告知のページ
● 楽曲解釈の基礎
<< 当たり前のことを当たり前に思い出す >>
素晴らしい演奏ってどんなの? 歌う、ってどうやるの? それらの疑問にお答えします。実は特別なことはなく、当たり前のことを確実に実行するだけなんです。
<楽曲解釈希望曲)>
- 尾高尚忠:フルート協奏曲 第一楽章
- 福島和夫:冥
- テレマン:12のファンタジーより、第9番E-major
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上記の中から、以下の曲を取り上げます.
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